フロンガスの種類
フロンとは
正式にはフルオロカーボン(fluorocarbon)といい、炭素とフッ素の化合物です。不燃性、無毒性、化学的安定性といった優れた性質により、空調機器や冷凍庫・冷蔵庫などの冷媒として広く一般的に使用されています。生産に関する規制は設けられていますが、現在使用中のものも多く、回収はこれからというのが実情です。
フロンガスの種類と用途
フロンガスの種類であるCFC、HCFC、HFCの3区分に分類される冷媒番号区分について、オゾン層保護に関する法律第二条、地球温暖化対策の推進に関する法律第二条および米国ASHRAE34規格を参考にした分類例を下表に示します。なお、混合冷媒の扱いは、その成分にCFCを含むものはCFC に、HCFCとHFCの混合体はHCFCに分類することとします。
種類 |
主な冷媒用途 |
特徴 |
代表的な冷媒 |
オゾン破壊
係数 |
略称 |
| クロロフルオロ カーボン Chloro Fluoro Carbon |
低温冷凍機 カーエアコン 電気冷蔵庫 |
オゾン層の破壊程度が高い化合物。 1995年末に生産中止。 |
CFC−11、12、113、114、115等 R502(CFC115とHCFC22の混合物) |
0.6〜1.0 | CFC |
| ハイドロクロロ フルオロカーボン Hydro Chloro Fluoro Carbon |
パッケージエアコン ルームエアコン |
オゾン層の破壊程度が比較的小さい代替フロン。 1996年から生産規制。 | HCFC−123、22等 0.02〜 | 0.055 | HCFC |
| ハイドロフルオロ カーボン Hydro Fluoro Carbon |
カーエアコン ルームエアコン パッケージエアコン 電気冷蔵庫 各種冷凍機 |
オゾン層の破壊がない代替フロン。ただし温室効果ガスとして地球温暖化に影響。 | HFC−134a、152a、32、143a、125等 | 0 | HFC |
フロンガスの再資源化
フロンガスというと有害物質というイメージが定着していますが、フロンガスはフッ素化合物の原料として利用されています。
フロン類の圧力区分 |
フロン類の種類 |
|||
| CFC | HCFC | HFC | PFC | |
| 低圧ガス | R11、R113 | R123 | ||
| 高圧ガス 常用の温度での圧力が 0.3〜2MPa未満 |
R12、R114、R115、R500、R502 | R22 | R134a、R32、R407C、R407E、R410A、R507A、R404A | |
| 高圧ガス 常用の温度での圧力が 0.3〜2MPa以上 |
R13、R503 | R23、R508A | R14、R116 | |